作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 長周期波予測手法の研究(第2報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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室蘭開発建設部 苫小牧港湾建設事務所 | 長谷 一矢(HASE Kazuya) |
室蘭開発建設部 苫小牧港湾建設事務所 | 三宮 芳明(SANNOMIYA yoshiaki) |
室蘭開発建設部 苫小牧港湾建設事務所 | 岸 哲也(KISHI Tetsuya) |
抄録 |
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苫小牧港東港区では、長周期波の影響により、海表面が比較的静穏であるにもかかわらず係留船舶が大きく前後に動揺する現象(サージング)が発生している。このため、係留・荷役など利用面で支障をきたすことがある。近年、苫小牧港東港区では新たにフェリーが就航するなど利用頻度が増大しており、更に今後、多目的国際ターミナルの建設が本格的に開始されること、及び数年後に供用開始されることから、ますます利用頻度が高くなることが予想される。この様な状況の中、外郭施設の整備は一段落しており、今後の工事の実施にあたっては、現在実施中の短周期波の波浪予測だけでは十分とは言えず、長周期波をも考慮した波浪予測を行い、港湾工事の安全確保や船舶係留時の被害から回避させる様なソフト面での対応が必要であると考えられる。平成12年度は過去の長周期波による被害発生事例を基に、気象海象条件からその被害発生危険度を判断する方法について報告している。本報告では、長周期波予測システムの中で、長周期波の港内波高分布計算としての最適モデルや係留する船舶の動揺量予測及び観測データの時系列解析の活用について報告するものである。 |
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