作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 浸透固化処理土における強度評価方法について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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室蘭開発建設部 苫小牧港湾建設事務所 | 首藤 敦(SUTO Atusi) |
室蘭開発建設部 苫小牧港湾建設事務所 | 田中 一章(TANAKA Kazuyuki) |
室蘭開発建設部 苫小牧港湾建設事務所 | 蠣崎 幸哉(KAKIZAKI Yukiya) |
抄録 |
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浸透固化処理工法は、液状化防止・背面土圧の低減・吸出し防止等を目的とした工法で、地盤内へ浸透性の高い恒久薬液を注入することにより粘着力向上を図る。しかし、この施工の確認として行われる室内一軸圧縮強度試験は、砂礫層を有するような本来が不均質な地盤、改良が不均質である地盤、サンプリングから室内試験に至る過程で乱れが生ずる場合、適正な強度評価が困難となる。今回の施工対象である苫小牧港西港区勇払地区も例外ではなく、地盤が砂礫を含むために供試体の成形が困難な箇所が有り、供試体が作成されたとしても、内部に潜在するクラック等により強度を過小評価する可能性がある。つまり、全てを一軸圧縮強度試験で評価するには問題がある。そこで本研究では、勇払地区を対象にして、原位置による孔内水平載荷試験より得られる降伏圧、標準圧密試験より得られる圧密降伏応力、一軸圧縮試験より得られる一軸圧縮強さ、この3種類の指標の相関関係を整理する。これにより、原位置試験による適正な強度評価方法を検討し、礫質土の強度を推定する。 |
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