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 上幌向市街拡幅における軟弱地盤対策工について-EPS土木工法を中心とした工事報告について(第1報)-

作成年度 1989年度
論文名 上幌向市街拡幅における軟弱地盤対策工について-EPS土木工法を中心とした工事報告について(第1報)-
論文名(和訳)
論文副題 平成元年度(共-2)
発表会 平成元年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成元年度技術研究発表会
発表年月日 1990/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
福井勇悦
成田健一
高橋渡
抄録
一般国道12号は、札幌市を起点とし旭川市に至る延長137.5kmの路線である。この内岩見沢市上幌向道路は現在2車線で供用しているが、交通混雑の解消を主な目的としておよそ2km間において4車拡幅が計画された。この地域は石狩低地帯に位置する泥炭牲軟弱地盤であり、拡幅は現道の両側とする断面のため横断方向の不陸を阻止すべく、新設部分で各種沈下阻止工法を検討した。さらに検討段階で市街地部分は沿道状況を考慮し歩道端部を現地盤に合わせた現道切下げ断面、郊外地部分はオーバーレイ断面を基本として、道路縦断を決定した。対策工法は比較検討の結果、市街地区間ではEPS土木工法、郊外地部分では深層混合処理工法を採用し、平成元年度に各種計器による動態観測を併用して片側229m間の施工を完了している。本報告は、工事初年度にあたりこれら設計の考え方、施工方法、動態観測の考え方をとりまとめて報告するものである。
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