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 十勝川水環境管理基本計画における問題について

作成年度 1989年度
論文名 十勝川水環境管理基本計画における問題について
論文名(和訳)
論文副題 平成元年度(河-16)
発表会 平成元年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成元年度技術研究発表会
発表年月日 1990/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
新目竜一
石田享平
松本博美
抄録
近年、河川の流域は都市化の進展、生産活動の拡大等によって急激に変貌し、これに伴って河川環境が著しく変化するとともに、地域社会の河川環境に対する要請も一層増大し、かつ、多様化するに至っており、河川環境の適正な管理は重要な課題となっている。このため、昭和56年12月の河川審議会の答申「河川環境のあり方について」を受け、以来これを踏まえて河川環境管理基本計画の策定を進めているところである。現在、河川環境管理基本計画は河川環境管理に係わる基本的事項について策定を進めており、策定状況は平成元年3月末現在で54河川である。残る一級河川は、ほぼ全て今年度中に策定するため、今後、水環境管理に係わる基本的事項について策定と推進を図る必要がある。特に近年水需要の増大や河川に排出される汚濁負荷量の増大などに伴い、水量・水質などに少なからぬ問題が発生し、その保全と回復が望まれており、水環境管理の重要性が再認識されているところである。本報告は、十勝川の水環境の現状を整理し、その中から見えてくる問題点を明らかにするとともに、今後の水環境管理基本計画の方向性とフォローアップについて検討するものである。
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