作成年度 | 1989年度 |
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論文名 | 冬期水位観測システムの開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成元年度(河-25) |
発表会 | 平成元年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成元年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1990/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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長坂忠孝 | |
大釜正雄 | |
西村豊 |
抄録 |
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河川の水位観測は、通常自記観測と普通観測が併用されている。冬期聞の結氷河川における普通観測は、観測有史以来現在まで、毎朝夕観測員がツルハシで氷を割って水位を確かめる観測体制に依存している。積雪寒冷地における水文観測では、厳寒時における作業の困難さと、結氷、及び融雪期の危険性克服が従来から指摘されてきている。S63年度、石建観測員会議に於いても【結氷を割っての水位観測作業の危険、困難からの解放】が要望されている。又観測員の高齢化が進み、これと合せて安全への対策が必要である。今回、この観測体制の改善をはかり、安全性と観測精度向上の両面から検討を行い、観測システムの開発を進めた。今回の試作装置は、動力を用いず結氷下の水位を検出することを主眼としている。その構造は、河川結氷時に鋼管内にて、氷厚以下に水位をオイルにておし下げ、この水位に追従上下するフロート及び指針により、直接的に氷上で、水位を読み取れる構造として試行している。 |
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