| 作成年度 | 1989年度 |
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| 論文名 | 農業用施設の有効活用について-他目的利用の検討- |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | 平成元年度(農-6) |
| 発表会 | 平成元年度技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | 平成元年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1990/02/01 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
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| 渡辺勇 | |
| 関口肇 |
| 抄録 |
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| 現下の農業情勢は、農産物の輸入自由化、生産調整、農産物価格の低迷等厳しい環境におかれており、とくに稲作地帯においては過半に及ぶ転作を余儀なくされ、整備された土地改良施設の利用管理や地元負担などの面で様々な問題が顕存化してきていることから、これらへの有効な対策の検討が急務となっていると同時に、農村地域は過疎北等の問題を抱えており、地域の活性化は重要な課題となっている。このような状況を踏まえるとき、農業基盤整備事業により建設された土地改良施設を地域の貴重な財産としてとらえ、農業者だけのためのものから広く地域住民にも親しめ利用できるものとしてに活用していくことにより非農業者の農業に対する理解を深めるとともに、その施設を地域全体として管理していくことによって合理的な維持管理が可能になり、地域の活性化や負担金の軽減問題に対する有効な方策となり得るものと考えられる。本稿は、国営かんがい排水事業「双葉地区」により建設される農業ダムや用水路を、倶知安町の克雪対策としての流雪溝整備計画のなかで有効に活用する可能性等について検討を試みたものである。 |
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