国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 『途別川支流域の地下水調査(その1)』-明渠排水事業に伴う地下水の挙動-

作成年度 1989年度
論文名 『途別川支流域の地下水調査(その1)』-明渠排水事業に伴う地下水の挙動-
論文名(和訳)
論文副題 平成元年度(農-34)
発表会 平成元年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成元年度技術研究発表会
発表年月日 1990/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
古谷幸信
篠原道隆
杉山康一
抄録
途別川は帯広空港付近を水源として、札内、岩内川及び戸蔦別川などによって形成された"十勝複合扇状地"を、南から北へ流下し、十勝川に流入する地下水湧水河川である。従って、この地域は不圧地下水(表流水の影響を受け易い浅層の自由水面地下水=被圧地下水とは別)が豊富で、途別川沿では地下水湧水路(大正川)を利用し、養魚場を経営したり、農家では井戸を掘って、飲料水や農業用水として利用している。このような現況の中で、途別川(以下本川という)の排水工事を桜木地区で進めているため、周辺の地下水位低下が考えられる。即ち、排水工事の設計施工に当たっては"養魚場のある左岸湧水路に対して最小限"の地下水位低下を考慮しなければならない。その第一として、現況の地下水位把握を目的として、工事の始まる以前(昭和63年4月)から、観測網を展開した。今回はその第一報を報告し、今後も同様なネットワークによって調査を進め、それらの結果を踏まえて、設計施工に取り組み、効果的な排水事業を推進したい…と考えている。
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