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 苫小牧東港砂マウンド式混成堤実証実験について(第4報)-砂の移動特性-

作成年度 1989年度
論文名 苫小牧東港砂マウンド式混成堤実証実験について(第4報)-砂の移動特性-
論文名(和訳)
論文副題 平成元年度(港-18)
発表会 平成元年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成元年度技術研究発表会
発表年月日 1990/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
中島靖
佐々木秀郎
高橋重男
抄録
苫小牧港湾建設事務所では昭和60年度より東港中防波堤計画法線上で、港内の浚渫により得られた土砂を利用した砂マウンド式混成堤の現地実証実験を行っている。実証実験堤は、砂マウンドおよび捨石基礎上にケーソン2函を据付ける形式であり、昭和61年11月に工事に着手し翌62年9月にケーソンの据付が完了した。砂マウンドはその材質から考えて波浪や流れを原因とする砂の移動や侵食の発生が懸念されるため、マウンドを構成する砂の移動状態や侵食による砂マウンドの変形を把握することは砂マウンドの安定性を検討する上で非常に重要であると考えられる。本報告はまず、実証実験堤完成後に行ってきた各種の追跡調査結果から砂マウンドの侵食による変形やその安定性を検討する。次いで当事務所が開発した、捕砂量の経時変化を捉えることが可能な掃流砂量自動計測装置を用いて行った調査結果及び同期間の波浪観測記録より、マウンドの変形の原因である砂の移動と波浪条件との関係について考察するものである。
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