作成年度 | 1990年度 |
---|---|
論文名 | 北海道の地層の比抵抗検層値と透水性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成2年度(共-8) |
発表会 | 平成2年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成2年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1991/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寺岡伸幸 | |
根岸正充 | |
中原正幸 |
抄録 |
---|
開発の進行に伴い丘陵地や山地での地下水開発の必要性が増加しているが、平野部に比較して困難な場合が多い。これは平野部では、帯水層は主に第四紀の未固結の砂、礫層からなり、地下水は層水であるのに対し、丘陵地、山地では新第三紀以前の固結した地層からなり、れっか水が主であり、帯水層とその地下水の賦存量の評価がむずかしいためである。一方、実際の地下水開発では掘削井を設け、揚水試験により揚水可能量を調査するが、このとき、採水対象となる帯水層が的確に判定され、井戸鋼管のストレーナの位置が決定されなければならない。このため、透水層と難透水層の判定および採水対象層の深度は、ボーリングのコアやスライムの観察と電気検層による比抵抗値を参考に決定されていることが多い。なかでも、地層の比抵抗検層値は最も重要な資料となっている。当報告では、平野部に比較して資料の少ない北海道の丘陵地や山地における、主にれっか水を採水対象とした水井戸の調査で求められた比抵抗検層値や地層係数と透水係数、比湧出量の関係および垂直探査で求められた地層の比抵抗と透水係数、比湧出量の関係などについて示す。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |