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 留萌川河口部の水質予測について

作成年度 1990年度
論文名 留萌川河口部の水質予測について
論文名(和訳)
論文副題 平成2年度(共-15)
発表会 平成2年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成2年度技術研究発表会
発表年月日 1991/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
本間隆
井出康郎
工藤勉
抄録
留萌川河口部の水質は、夏期の渇水に伴って悪化する。水質の悪化は河川流量が1.0m3/sを下廻り始めると発生し、BOD環境基準値の超過やPH・DOなどの日周変化が見られる。近年の最渇水年である昭和59年では、キクロテラなど汽水性植物プランクトンの大増殖が観測されており、利水被害等実害報告はないものの水質管理上問題となる所である。現在留萌川では、昭和63年の大洪水を契機として急ピッチな河川改修が進められており、河口部でも約17万m3に及ぶ河道掘削が行われている。また、平成5年を供用開始とする留萌市下水道計画や留萌ダム建設事業も進められており、こうした事業に伴う河口水質への影響が懸念されている。今回の検討は、「感潮部における水質シミュレーション」に引き続き、改修計画・下水遁・ダム計画の完成を想定した河口部水質予測を行っている。
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