作成年度 | 1990年度 |
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論文名 | 歩道の凍上対策調査について-環境条件の異なる箇所での調査- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成2年度(道-10) |
発表会 | 平成2年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成2年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1991/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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野原他喜男 | |
川村和幸 | |
水島達朗 |
抄録 |
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積雪寒冷地である北海道では道路の凍上防止対策としで置換工法がとられているが、道路工事設計基準では、歩道舗装については表層と路盤、凍上抑制工の合計厚を30㎝としている。しかし、車道については最大凍結指数によって求めた凍結深さにより置き換え厚さを地域によって変えているが、歩道については全道一律になっている。現行の置換え厚では、歩道路面が凍結、凍上によりひびわれ、破損、不陸や緑石との間に隙間ができ剥離するなどの凍害が多く見られ、特に歩道の完全除雪化に伴い被害が増える傾向にある。このため歩道の凍上対策を検討するため厳寒地で気象条件等の異なる帯広と釧路地内の歩道新設箇所に試験工区を設けた。試験工区は開発局道路工事設計基準工法を含め7種類で、この内の2種類は種類の異なる断熱材を使用している。調査は凍結深さ、凍上量及び、ひびわれなどの被害を長期にわたり調査解析し、歩道の凍上被害の少ない工法を選定し、今後の歩道設計の資料とするものである。 |
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