国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 救急内水ポンプを活用した消流雪施設について

作成年度 1990年度
論文名 救急内水ポンプを活用した消流雪施設について
論文名(和訳)
論文副題 平成2年度(河-21)
発表会 平成2年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成2年度技術研究発表会
発表年月日 1991/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
星野淳
中野嘉道
柴垣治光
抄録
国土のハブ機能の一極集中是正が叫ばれる昨今、分散すべき機能の受け皿として、北海道の重要牲も今後、益々高まっていくものと考えられる。一方、北海道の特殊牲として冬期間の積雪があり、土地利用その他のネックになっていることも事実である。当該地域を北日本における地方核の受け皿として位置付けるためには、積雪地域の特殊牲を十分発揮させると同時に、積雪そのものを克服して行かねばならない。北海道開発庁でもこの点を鑑み、積雪地域における生活の向上を目的に「冬トピア事業」推進している。その中には、小河川を利用した「消流雪用水導入事業」があり、「冬トピア事業」の目玉として期待されている。しかしながら、消流雪用水の取水に関して、自然取水できる箇所は限られており、機械的な取水(揚水)も考えなければならない。本論文は、救急内水ポンプが冬期間の非出水期に利用可能な点に着目し、消流雪用水導入事業の取水施設への可能性、およびその経済効果について検討し、合わせて消流雪施設が副次的に持つ治水機能についても考察するものである。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.