作成年度 | 1990年度 |
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論文名 | 樹木の存在する河道の流況計算 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成2年度(河-28) |
発表会 | 平成2年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成2年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1991/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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渡邊康玄 | |
清水康行 | |
赤坂彦嘉 |
抄録 |
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近年、河川に対して水辺環境としてのうるおいやゆとり、あるいは水との触れ合い等を望む声が高まっている。これまでの河川事業においても周辺環境への配慮はなされていたが、より積極的な配慮が望まれている。この社会の要請に応える一つの方法として河川の高水敷に植栽あるいはすでに生えている樹木を残した河川計画を立案する方向に動きつつある。しかし、河道内に樹木が存在する場合、河積の減少や樹木による粗度の増加に伴う河道内の流下能力の低減、洪水時における流木の発生等、治水への悪影響が考えられる。流下能力の低減に関しては樹木群が流れにどのような影響を与えるかを、また流木に関しては樹木に働く流水力を把握する必要がある。このように河川環境(植生)を配慮した河道計画立案のためには、樹木が存在する場の流況を把握することが必要不可欠である。本研究は、樹木群内部の流況を把握し、流れにおよぼす樹木群の影響を検討するために用いる、樹木群を含む流況計算手法を提案することを目的とする。 |
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