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 現ダム機能を維持しながらの嵩上げ構造上の問題について

作成年度 1990年度
論文名 現ダム機能を維持しながらの嵩上げ構造上の問題について
論文名(和訳)
論文副題 平成2年度(ダ-32)
発表会 平成2年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成2年度技術研究発表会
発表年月日 1991/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
葛西正喜
堀内宏
石塚宗司
抄録
現在、我国では良好なダムサイトが不足しつつある。そのためダム再開発やダムのリハリビ等、既設ダムの有効利用を図る機運が高まっている。ダム再開発の有効な方法として、ダム嵩上げが着目されている。従来のダム嵩上げの場合、貯水池を完全に空虚にするか、水位を一定にして施工するものが多かった。しかし、下流域に農業用水、水道等の補給をしているダムの嵩上げは、貯水位変動下での施工となる。貯水位変動下での実施例は極めて少なく、データの蓄積も少ない。幾春別川総合開発事業では、水位変動下における嵩上げを実施予定しており、嵩上げ施工計画を立案するため、基本的調査として打設時の貯水位変動が、新旧コンクリートの応力に及ぼす影響を検討したので報告する。
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