作成年度 | 1990年度 |
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論文名 | 抜海漁港における蓄養水面整備基本計画について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成2年度(港-3) |
発表会 | 平成2年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成2年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1991/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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柳田秀吉 | |
島岡恒一 |
抄録 |
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日本最北端の宗谷岬の日本海側に位置する抜海漁港は、対岸に秀峰利尻富士を目の前に臨み、稚内の中心部より15㎞と至近距離にあり、第4種漁港として第8次漁港整備長期計画により地域社会発展に大きく寄与する漁港として、整備が鋭意進められている。当漁港は、冬期間でも対島暖流により結氷しないという有利性を持っており、周辺漁港が結氷により、利用が制限されるのに比べ、安全牲・利便牲等で恵まれた条件にある。また、利尻島・礼文島と隣接した位置にあり、両島からのカーフェリーも冬期には本漁港に入港し、かつ、周辺海域が豊富な漁業資源に恵まれていることから、流通・陸揚の根拠港としての可能性をもっている。本地区はすでに活魚ラインに乗っており、近年、増大している活魚需要に対し、大消費地から遠隔の地にあって、活魚を定期的、定量的に出荷するためには、蓄養による出荷を調整する機能を有した施設整備が課題であるとともに要請されている所である。本調査は、周辺地域の利用及び今後の水産物の需要動向等に配慮しつつ、抜海漁港蓄養水面施設の整備を図るための基礎条件を把握し、蓄養水面整備基本計画を作成する手法について検討したものである。 |
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