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 苫小牧港の調査観測データ処理システムについて

作成年度 1990年度
論文名 苫小牧港の調査観測データ処理システムについて
論文名(和訳)
論文副題 平成2年度(港-8)
発表会 平成2年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成2年度技術研究発表会
発表年月日 1991/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
森木亮
伊藤博信
佐々木秀郎
抄録
気象・海象観測及び汀線測量等の調査データは、その統計処理や比較取りまとめに多大な労力を必要とする。この労力を軽減し、データの効率的な蓄積と利用を図るために、本港では次に示す3つのシステムを導入した。1 気象・海象観測データ処理システム2 汀線測量データベースシステム3 水質・底質データベースシステム1は気象・海象データの処理に独自のシステムを導入したもので、既往の有義波演算装置の機能に加えて、3港分の波浪データの収録、長期間のデータ蓄積と検索機能、潮位近似曲線の即時計算等を可能にした。2、3は汀線測量及び水質・底質調査の結果をデータベース化したもので、汀線データについては汀線・等深線の経時変化の表示、侵食・堆積土量の計算等を、水質・底質データについては経時変化・分布図・2項目間の相関等の表示を簡易な操作で行えるようにした。本報告はこれらシステムの概要及び導入のメリットを紹介するものである。
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