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 波エネルギー活用型防波堤の開発に関する研究-北海道沿岸の波パワーと改良型振り子式波エネルギー吸収装置の水理試験について-

作成年度 1990年度
論文名 波エネルギー活用型防波堤の開発に関する研究-北海道沿岸の波パワーと改良型振り子式波エネルギー吸収装置の水理試験について-
論文名(和訳)
論文副題 平成2年度(港-24)
発表会 平成2年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成2年度技術研究発表会
発表年月日 1991/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
梅沢信敏
谷野賢二
平沢充成
抄録
風、太陽、海洋エネルギーなどの自然エネルギーはクリーンで、しかも無限のエネルギー源としてこのところの地球環境問題への対応とも相まってその有効的活用に対して注目を集めている。波エネルギーは海洋温度差、潮位差エネルギーと並んで、海洋エネルギーの中で最も利用価値の高いエネルギーとして期待されているが、密度が薄く、しかも変動牲が大きいため経済杓利用は必ずしも容易なことではない。しかし、港湾、漁港空間の高度利用化の要請が今後益々高まることが想定される中、科学技術の進歩、あるいはエネルギーの利用方法により、波エネルギーを有効に活用していくことが十分可能であり、また地球的規模の環境問題対策の一つとして重要であると考えられる。本報文は波エネルギー活用に関する研究の第一報として、始めに北海道沿岸域における最近5ヵ年分の波浪特性から海域別の波パワーについて検討を行い、次に振り子式の波エネルギー活用型防波堤の実用的設計法の確立を目的に実施した水理模型実験結果について考察を行ったものである。
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