作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 流域内産業排水の水質浄化について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成3年度(共-14) |
発表会 | 平成3年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成3年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1992/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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稲垣達弘 | |
松村正和 | |
松本博美 |
抄録 |
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道内有数の酪農・畑作地帯である十勝地方は、その特質を生かした農産物加工工場が多く、そうした工場の排水が公共用水域における汚濁源ともなっている。各工場のうち、澱粉製造・ビート糖製造工場の2つはその代表であり、排出先河川への影響が取りわけ大きい。また、家畜飼育数や化学肥料の需要も多く、家畜糞尿や肥培肥料の流出も予想される。従来から河川流域の面的な管理の必要性は、種々の観点から言われており、農業地域における汚濁のリサイクルシステム検討もそうした一環として位置付ける事ができる。本検討は、澱粉工場をモデルとして取り上げ、地域特性を踏まえた同工場排水の資源化地理をテーマとしている。検討の初年度である今回は、管内工場の水処理実態や公共水域への影響についてまず明らかにし、次いで高濃度有機排水処理法としての光合成細菌の有用性や今後の調査検討計画について報告する。 |
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