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 一般国道232号小平拡幅工事における軟岩の変状対策

作成年度 1991年度
論文名 一般国道232号小平拡幅工事における軟岩の変状対策
論文名(和訳)
論文副題 平成3年度(共-20)
発表会 平成3年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成3年度技術研究発表会
発表年月日 1992/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
今井正欣
本内雄一
佐々木泰博
抄録
一般国道232号は、稚内市を起点に天塩町、羽幌町を経由して留萌市に至る、延長128.8㎞の幹線道路である。当路線の小平町小平市街から臼谷の間、延長1500mに追越車線を計画した。当区間は、ユードロ層と呼ばれる第三紀の泥岩、砂岩で構成され、地すべり地帯である。道路計画線では、地すべりを回避する線形なども計画したが、やむを得ず地すべりの末端部を切土する線形となり、対策工として排土工、抑止杭、擁壁工などが選定され、経済性、土地の有効利用など検討した結果、箇所別に対策工が決定した。工事においては、排土工(抑制エ)で設計した箇所で、切土による応力解放や地下水によるせん断強度の低下などが原因である法面変状が予想した以上に発生した。本報文では。変状が予想される地質の設計の考え方を述べ、工事中の変状状況及び対策工を報告するとともに、第三紀地山の崩壊防止対策工を選定する手法を提案するものである。
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