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 路面整正の効率化に関する調査試験-カッティングエッジ変更装置の開発に関する調査試験-

作成年度 1991年度
論文名 路面整正の効率化に関する調査試験-カッティングエッジ変更装置の開発に関する調査試験-
論文名(和訳)
論文副題 平成3年度(機-6)
発表会 平成3年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成3年度技術研究発表会
発表年月日 1992/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
永洞憲一
松原真佐美
抄録
現在、北海道における除雪作業をめぐる背景には、交通量の増加、交通事故の増大、スタッドレスタイヤの普及、さらに、高規格幹線道路(一般国道自動車専用道路)の建設があり、高速化、高精度化、効率化が一層強く求められている。道路利用者は、路面が常時完全除雪されていることを強く望んでいる。除雪作業の中で、一般車輌の走行に必要な幅員の確保と路面の平坦性の保持を目的とした路面整正作業は、除雪トラックや除雪グレーダに装着された路面整正装置によって行われている。路面整正装置のブレード下部に装着されたカッティングエッジは、ブレード下縁を摩耗から保護すると同時に、作業の仕上がり精度を高める役目を持っている。従って、路面整正装置のエッジは、時間帯や場所によって様々に変わる路面状況に対して、効率的かつ精度の高い除雪施工を行うために、路面状況に適したエッジを使用すると有効である。しかし、現在の路面整正装置ではエッジの交換に時間と労力がかかることや、路上での交換作業は危険を伴うので、路面状況でエッジを使い分けることに消極的であった。本調査試験では、路上作業において、安全かつ迅速に路面状況に適したエッジが選択できる装置を開発するものである。
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