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 「親しみとうるおいのある道づくり」を目指して-一般国道40号塩狩峠-

作成年度 1991年度
論文名 「親しみとうるおいのある道づくり」を目指して-一般国道40号塩狩峠-
論文名(和訳)
論文副題 平成3年度(道-2)
発表会 平成3年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成3年度技術研究発表会
発表年月日 1992/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
萬直樹
高原晃
島津定男
抄録
一般国道40号塩狩峠は、比布町、和寒町の境界に位置する標高267mの峠で、一般国道40号では唯一の峠区間である。本峠区間延長2,930mは、最急勾配5.0%、最小曲率半径80mと線形がきびしいことから、交通の隘路となっていた。特に冬期は、交通事故、大型車のスリップによる交通渋滞といった交通障害の発生をきたし、地元から長年、縦断、線形改良の要望が出されていた。そこで、危険箇所の解消と安全で快適な走行を目的として局部改良工事を計画し、昭和58年度から総事業費約21億円と9年の歳月をかけて事業を実施し、平成3年10月15日に完成・供用したところである。一方、塩狩峠は三浦綾子の著書の舞台としても有名であり、また、古くから一目千本桜で著名である。そこで、「親しみとうるおいのある道づくり」を目指して、本事業に併せて、当部管内では初めての試みであるトイレ等を備えた「夢ロード桜 塩狩パーク」を整備した。本報告では事業概要及び経緯について紹介するとともに、供用後に行った利用者に対するアンケート調査の結果の分析と、今後の課題を提示するものである。
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