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 高視認性区画線による交通安全対策について

作成年度 1991年度
論文名 高視認性区画線による交通安全対策について
論文名(和訳)
論文副題 平成3年度(道-11)
発表会 平成3年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成3年度技術研究発表会
発表年月日 1992/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
林仁孝
加藤昌良
奥田稔
抄録
区画線について道路管理者は、道路の構造を保全し、また、交通の安全と円滑を図るため、必要な場所に道路標識または区画線を設けなければならないと道路法に記されている。区画線を道路面に施工し、その視認性を見ると昼間については、それ程問題なく、夜間は車両の照明の光の塗料そのものによる反射と塗料上に散布されたビーズの再帰反射により、その効果を発揮する。しかし、このビーズは区画線上から飛散等により短期間で消滅することから、再帰反射の効果はすぐ小さくなるので夜間での区画線の視認性が低下し、特に、雨天時では、その傾向が顕著に現れる。したがって、この様な状態の道路を走行するドライバーは進行方向に対する見通しが立たず、難儀すると共に、交通事故発生の一因となっていることも十分考えられる。そこで、区画線による交通の安全と円滑化をより効率的に図るため、留萌開発建設部管内の死亡交通事故多発箇所である一般国道232号苫前町力昼と道路診断箇所から選択した一般国道233号留萌市幌糠において、夜間および夜間の雨天時における区画線に対するドライバーの視認性を向上させることを目的とした、高視認性区画線と溶融式道路鋲の組み合わせによる交通安全対策を試験的に施工した。高視認性区画線は外側線として用い、溶融武道路鋲は中心線上のチャッターバーの効果を意識したものである。本報告は、その結果について述べるものである。
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