作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 赤外線センサーを利用した岩石一軸圧縮試験の応用 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成3年度(ダ-5) |
発表会 | 平成3年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成3年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1992/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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太田寛彰 | |
秀島好昭 |
抄録 |
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道内のフィルダムは、その規模が大型化する一方で低品質の現地発生の軟質岩をフィル材料として積極的に活用する技術開発が望まれている。農業土木研究室では、軟質岩の物理的特徴と力学的特徴の関連やせん断抵抗発現のメカニズム、さらに、その耐久性評価のための試験方法の研究を実施している。一般に、硬岩および砂などの粒状体は、締固めた状態における特性値とせん断強度との関連が調査・研究されている。一方、軟質岩は粒状個体そのもの内部に強度分布が認められることもある。したがって、集合体としてのせん断強度を評価するにあたり、軟質岩個体の強度特性を調査する必要がある。本論では、一軸圧縮過程において熱赤外画像を応用し、供試体中の水分変化(温度変化)を推察し、破壊に至るまでの内部応力と変形について検討を加えた。その結果、熱赤外画像が供試体中に生じるせん断応力等の局所変化をとらえることが可能である。今後、軟質岩の集合体としてダイレイタンシーや粒子破砕の状況観察に利用できることが示唆された。 |
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