作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 日本におけるフィルダムの地震被害について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成3年度(ダ-9) |
発表会 | 平成3年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成3年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1992/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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谷茂 |
抄録 |
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昭和53年の調査によると小規模なアースダム(ため池)を含めたフィルダムの数は約25万個にも及ぶ。これらのフィルタムの内75%は築造後100年以上を経過したもので、規模も概して小さく、全フィルダム数の約80%が堤高10m以下である。他の土構造物と同様にフィルダムも、過去の地震でたびたび被害を受けてきている。フィルダムの地震被害の調査解析はその耐震性を考える上で有用な示唆を与えてきた。しかしながら、被害を受けたフィルダムはそのほとんどが小規模アースダムであり、特に大きな被害は小規模アースダムに限られている。わが国では最高15m以上の大規模フィルダムが過去の地震で致命的な被害を受けたのは満濃池(安政南海地震、1854)だけである。本報告は、堤高15m以上のフィルダムについての被害事例を含めた地震時挙動をまとめたものである。 |
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