作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 嵩上げダムの施工について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成3年度(ダ-25) |
発表会 | 平成3年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成3年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1992/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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葛西正喜 | |
山下正吉 | |
一関祐次 |
抄録 |
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幾春別川総合開発事業は、桂沢ダムの再開発(新桂沢ダム)と新規に奔別ダムを建設する2ダム1事業である。新桂沢ダムは、堤高63.6mの桂沢ダムを7.9m程度嵩上げするもので、洪水調節並びに流水の正常な機能の維持、発電用水、工業用水、水道用水の機能を有する多目的ダムである。既設桂沢ダムの機能としては、洪水調節、かんがい用水、発電用水、水道用水であるが、新桂沢ダム嵩上げ工事期間中においても、これらの機能を保持する計画である。現ダムの利水補給は、堤体支持型の多段式ゲートを有する取水塔から、堤内の管路を経て堤体下流より各々の目的毎に給水されている。従って、嵩上げ工事に着手すると同時にこの利水補給に支障が生ずるため、嵩上げ工事着手前に現ダムの利水機能を確保できる施設を新設することとする。また、現ダムの治水機能についても嵩上げ工事期間中確保しなければならないが、同軸嵩上げであるため、現ダムの洪水吐き部の取り壊し時点で現有の治水機能を損なうので、これをどう確保するかの問題がある。そこで、現ダム機能を保持しながらの嵩上げ施工法を検討した中から、その代表案を報告する。 |
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