作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 周辺環境に配慮した砂防事業について-オカバルシ川遊砂地のホタル池の例- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成3年度(ダ-29) |
発表会 | 平成3年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成3年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1992/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山越明博 | |
手代木隆二 | |
成田建 |
抄録 |
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オカバルシ川遊砂地は、昭和56年8月災害に基づいて作成された砂防計画により、既存の施設のみで処理できない土砂を一時的に貯め込む施設として位置付けられ、あわせて、市街地から600mと近いことから、公園機能を兼ねた砂防施設として計画された。施設は昭和60年度から平成元年度にかけて整備された。公園整備は遊砂地を上流側と下流側の二つに分け、上流側遊砂空間を自然河川空間、下流側を都市公園的要素を加味した遊び空間として整備し、特に上流側自然河川空間の施設整備に際しては、ホタルが自然発生できる環境整備を目標に、各種の調査検討を実施しホタルの池整備を行った。その結果とて平成2年度、始めてホタルの自然発生が確認され、平成3年度においてもその数を増して生息を確認することができた。当稿では、このホタル発生を契機に、ホタルの生息可能な環境整備について、一定の成果を得たものと判断し、上流側自然河川空間の施設整備に際して今まで行われてきた各種の調査検討について、これらを取りまとめ報告するものである。 |
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