作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 十勝川左岸地区 肥培かんがいモデル圃場について(第1報)-スラリィゲーションシステムと地域複合利用体系について- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成3年度(農-28) |
発表会 | 平成3年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成3年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1992/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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五十嵐壽晃 | |
横幕利夫 | |
小笠原秀城 |
抄録 |
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本地区は、十勝川の中流左岸地帯に位置しており、帯広市、芽室町、清水町、音更町から構成されている。地形的には美蔓台地と十勝川に囲まれた沖積地と洪積台地により形成されている。地域の営農状況は、帯広市、芽室町は畑作地帯、清水町、音更町は酪農地帯、畑作地帯として明確に区分されている。地域は、土壌的要因、気象的要因による土壌的水分の不足から、いろいろな被害を農作物に及ぼし、土地生産力を低下させる要因となっている。このため、十勝川上流に建設される屈足ダムを水源とした対象面積6,280haの畑地かんがいが計画されており、うち1,800haは肥培かんがいの対象となっている。地区の酪農、畑作が混在している特徴を生かし、特に肥培かんがいの利用体系について検討した。現在利用が有畜農家の自己内に限定されている家畜ふん尿に水の力を加え、畑作農家も含めた地域全体にその有効的な利用を図る。すなわち、スラリィゲーションの地域複合利用体系の基本構想をまとめるとともに、その実現化の一環であるモデル圃場の設置計画についての検討を報告する。 |
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