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 埋戻し過程における大口径可とう性パイプの変形挙動について-埋戻し転圧機種の違いによるパイプの変形と締固め効果の検討-

作成年度 1991年度
論文名 埋戻し過程における大口径可とう性パイプの変形挙動について-埋戻し転圧機種の違いによるパイプの変形と締固め効果の検討-
論文名(和訳)
論文副題 平成3年度(農-32)
発表会 平成3年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成3年度技術研究発表会
発表年月日 1992/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
今井敬典
小野寺康浩
秀島好昭
抄録
土中に埋設されるパイプラインの埋戻しは、長期間にわたるパイプの安全性や周辺地盤にも影響を与えるため、所定の締固め密度で均一に施工することが重要である。パイプラインの管種に可とう性パイプを使用する場合には、パイプの変形量がパイプ周辺土の締固めによって大きく影響を受ける。現在、パイプライン埋戻し土の締固め作業には、一般にタンピングランマー等の小型転圧機械が用いられている。しかし、大口径管路や複数管路のように施工断面が大きい場合、締固め転圧機械の中・大型化による効率的な施工が考えられ、パイプに与える影響、埋戻し土の転圧効果および施工性が満足されれば、多量の埋戻し作業の省力化および経済性の向上が期待できる。今回、筆者らは可とう性パイプ(φ1800㎜、φ1500㎜FRPM管)の管頂上部(管頂から+60㎝間)埋戻し土の締固め転圧に、タンピングランマー(50kg級)と振動ローラ(600、3000kg級)を用いて現場比較試験を行った。本報では、転圧中のパイプの変形量および埋戻し土の締固め状況を検討し、埋戻し土の締固め機械としての振動ローラの有効性について確認したので報告する。
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