作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 高天端防波堤の安定性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成3年度(港-14) |
発表会 | 平成3年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成3年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1992/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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杉本義昭 | |
木村克俊 | |
山中浩二 |
抄録 |
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「豊かなウォーターフロント」をめざした総合的な港湾空間創造のためのプロジェクトが各地で展開されている。これらプロジェクトでは、外郭施設である防波堤に対しても魚釣りや散歩などのレクリエーションの場として利用要請がでている。市民が海に親しみ楽しむために立ち入ることができるように親水性を付加した防破堤は「市民開放型防波堤」といえるもので、整備を進める上で快適性や利便性を求められる反面、人に対する安全性が問題となる。しかし、これまでの防波堤の建設にあたって、市民の開放を目的として設計された例はなく、親水性にかかわる問題が新たな技術的課題として浮上してきた。防波堤上の人の安全性に関しては、利用時の越波や波の打上げが特に重要な問題である。この対応策の一つとして防波堤の高天端化が考えられる。一方、防波堤本体が、通常の天瑞高である0.6H 1/3を大きく上回った場合、それに伴う波力増大が考えられ、現行設計手法で堤体の安全性が確保できるか否か確認する必要がある。本報文は、高天端防破堤に作用する波力特性や、デッキ型上部工に作用する波力を実験により明らかにするものである。 |
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