| 作成年度 | 1992年度 |
|---|---|
| 論文名 | 夕張市登川におけるEPS工法の長期挙動観測と載荷試験結果 |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | 平成4年度(共-15) |
| 発表会 | 平成4年度技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | 平成4年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1993/02/01 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| 三原慎弘 | |
| 松田泰明 | |
| 西川純一 |
| 抄録 |
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| 本箇所は、一般国道274号夕張市登川地区の松竹沢川に沿った地すべり地である。地すべり対策として抑止杭を施工したが、既設抑止杭に許容応力度を越えた曲げモーメントがかかり、地下水位を下げるため表面排水工、および集水井工を行った。しかしながら、既設抑止杭には依然曲げモーメントが作用しており、その時点では、計画盛土高さまで4mを残した状態であった。そこで、これ以上の荷重を増やさずに盛土を行なうため、現道の一部を置換したEPS工法による盛土を110mの区間で施工した。EPS工法は、大型の発泡スチロール(EPS)ブロックを盛土材料として積み重ねていくもので、材料の超軽量性・耐圧縮性・耐水性および積み重ねた場合の自立性等の特長を有効に利用した工法である。本箇所のEPS盛土は盛土高6mとこれまでに例を見ない高さであり、当研究室では施工完了より定期的に土圧・変位およびEPS盛土体の挙動を経時観測している。さらに、盛土体に設置した各計測器の校正ならびに鉛直土圧の伝達状況を把握するため、ダンプトラックによる静的載荷試験を実施した。本論文ではEPS盛土体の挙動の経時観測と載荷試験の結果を報告する。 |
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