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 深層混合処理工法における攪拌効率について

作成年度 1992年度
論文名 深層混合処理工法における攪拌効率について
論文名(和訳)
論文副題 平成4年度(共-18)
発表会 平成4年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成4年度技術研究発表会
発表年月日 1993/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
林宏親
西川純一
阿部康明
抄録
軟弱地盤対策工法のひとつである深層混合処理工法(機械攪拌工法)は、セメント等の改良材を粉体のまま軟弱地盤中に供給するDJM工法とスラリー状にして供給するCDM工法に大別される。菅野らは、苫小牧地区の泥炭地盤に対してDJMエ法を適用した結果、少ない改良材投入量では形成された改良柱体の強度にばらつきが大きく、未固結の部分がみられたと指摘し、改良柱体強度の均一性を高めるために改良材投入量の増加を図る必要があったと報告している。また、千田らは、DJM工法の改良効果が攪拌度合に大きく影響を受けるとしている。これらのことは、攪拌効率を向上させ改良柱体をより均一に形成することが、DJM工法の経済性を高めることを示唆している。本文は、攪拌効率を支配すると考えられる攪拌軸の回転速度、貫入速度、打設回数、改良材投入量等を種々変化させて実施したDJM工法試験施工結果を基に攪拌効率と改良柱体強度の均一性について言及し、本工法の泥炭地盤に対する経済的かつ合理的な施工法について提案するものである。
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