国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 塩害を受けたコンクリート構造物の電気防食-RCT桁橋への試験施工-

作成年度 1992年度
論文名 塩害を受けたコンクリート構造物の電気防食-RCT桁橋への試験施工-
論文名(和訳)
論文副題 平成4年度(橋-13)
発表会 平成4年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成4年度技術研究発表会
発表年月日 1993/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大越威
堺孝司
抄録
塩害を受けて劣化したコンクリート構造物には断面修復やライニング工法等の補修対策が取られているが、その多くに再劣化現象が見られる。これは、一度コンクリート内へ浸透した塩化物を完全に取除くことが困難なこと、補修後も塩化物の浸透があること等によるものであり、抜本的な塩害防止対策工法の確立が望まれている。最近、塩害によるコンクリート構造物の劣化に対して、抜本的な対策となり得る可能性のある方法として電気防食が注目されている、電気防食は、原理的には腐食環境の厳しい場所やコンクリート中に塩化物が含まれている状態でも利用が可能なことから、現在種々の状況下における有効性の検証が強く求められている。材料研究室では、積雪寒冷地における電気防食法の有効性を検証するために、海岸暴露試験および実橋試験を行っている。本報文は、電気防食の原理およびその方式について概説すると共に、電気防食をRCT柄橋2橋へ試験的に適用した結果について述べるものである。
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