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 レーダー雨量計情報を用いた分布型流出モデルの基礎的検討

作成年度 1992年度
論文名 レーダー雨量計情報を用いた分布型流出モデルの基礎的検討
論文名(和訳)
論文副題 平成4年度(河-21)
発表会 平成4年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成4年度技術研究発表会
発表年月日 1993/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
村上泰啓
中村興一
星清
抄録
我が国では従来より地上雨量計による降雨観測資料を用いて河川計画策定や洪水予測、渇水予測などの治水・利水計画に利用してきた。しかしながら、流域の水資源の見積もりや洪水予測を行なう場合、100k㎡に数個の地点雨量計では流域全体の降雨量を把握するには十分でなく、高精度で水文量の推定を行なおうとするとき問題が多い。レーダー雨雪量計はこうした地点雨量計の欠点を補うために全国で整備が進められ、現在北海道では4基が計画され、道央、道南レーダーの2基が運用を開始している。道内における既設2基のレーダー雨雪量計の観測能力は、定性観測半径約200㎞、定量観測半径約120㎞の範囲のエリアをカバーし、5分毎、3㎞メッシュ単位での雨量強度を提供するものである。こうした高密度な情報を今後利用していくとき、流出計算手法も雨域の構造を考慮したより高度なシステムへと転換していく必要がある。ここでは国土地理院発行による国土数値情報により流域を数値化し、土地利用状況や地質など、他の国土数値情報ともリンク可能な流出システムの構築を試みた。また、流出システムの細分化により、降雨の観測時間スケールも変化させる必要があり、対象とする流域面積と降雨観測時間との関係において周波数応答の観点から吟味を加えた。こうした点を考慮して本編ではメッシュ単位で降雨条件を入力可能な分布型流出モデルの1つを提案し、雨域を種々変化させた場合の流出形態についてシミュレーションを行ない、考察を加えた。
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