作成年度 | 1992年度 |
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論文名 | ペーパンダムのレクリエーション資源開発効果について-土地改良事業における公益的経済効果算定の事例報告- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成4年度(ダ-1) |
発表会 | 平成4年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成4年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1993/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大室達文 | |
斎藤惣一 | |
菊池一雄 |
抄録 |
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近年、農村の混住化の進展や中山間地域を中心とした過疎化の進行等の中で、土地改良事業のもつ農村の生活環境の改善、農村地域の活性化、国土の保全等に果たす役割は、農業者のみならず地域社会にとっても極めて大きな利益をもたらすものとなっており、今後このような公益的確能は益々増大することが見込まれる。従って、地域行政の取組みや住民の意識の多様化に伴い、土地改良施設の整備内容の変化や整備水準の向上に合わせた追加投資が避けられない状況となっており、これに必要な事業費の増嵩に対して、負担の公平化を図るよう努めなければならない。土地改良事業における経済効果の測定については、これまでは農業内部の直接効果を中心として測定しているところであるが、土地改良事業の公益的機能の増大等を踏まえ、その効用をより適切に評価することが重要となっている。このような状況に鑑み、国営かんがい排水事業ペーパン地区では、変更計画においてその中心的存在であるペーパンダムの地域に果たす公益的役割の重要性をとらえ、公益的経済効果を算定導入したので、この手法について報告するものである。 |
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