作成年度 | 1992年度 |
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論文名 | 忠別ダムの耐震設計-動的解析の適用- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成4年度(ダ-20) |
発表会 | 平成4年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成4年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1993/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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園田敏宏 | |
水島徹治 | |
中村信雄 |
抄録 |
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ダムに対する耐震設計の手法として、従来より震度法・修正震度法が用いられてきた。その後、動的解析という手法が生まれ、現在、重要度の高いダム、地震発生頻度の高い地域に建設されるダムについて適用されている。 動的解析は、堤体の動的物性に基づいて挙動の再現を行う手法で現在も発展しつつある手法である。忠別ダムでは、堤体の着工を前に従来の修正震度法を改善した新耐震設計法に加えて、動的解析を用いて地震時の安定性の検討を行った。忠別ダムは、石狩川水系忠別川に建設中の建設省直轄の複合型ダムである。忠別ダムの特徴は基礎地盤が最大厚約30mに及ぶ砂礫層を含み、さらに砂礫層の上はフィル部、岩盤の上はコンクリート部という複合ダムであり大規模であるという点である。こうした特徴が地質時の応答にどの様な影響をもたらすか、具体的には砂礫層を基礎とした事による応答の違い、また接合部の挙動及びその堤体全体に与える影響が注目される点である。 |
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