作成年度 | 1992年度 |
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論文名 | 苫小牧東港における船舶動揺特性の検討-(第1報)- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成4年度(港-12) |
発表会 | 平成4年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成4年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1993/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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松良精三 | |
根本任宏 | |
深海正彦 |
抄録 |
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港湾利用船舶の停泊・荷役が安全かつ迅速に行われるためには、泊地の十分な静穏度が確保されなくてはならない。この際、泊地の静穏度は係船岸前面において、ある一定以上の稼動率が得られることが原則とされており、泊地内の波高をもって評価するのが通例である。しかし、全国のいくつかの港湾では海表面が比較的静穏な状態であるにもかかわらず、係留大型船舶が大きく動揺するという現象が報告されている。このような船体動揺による障害として、係留索の切断、船体損傷、岸壁設備(防舷材)および岸壁の損傷、荷役装置の損傷等があげられ、船舶および港湾施設に多大な被害をもたらすものと思われる。苫小牧東港においても関係者の間で「底うねり」と称される類似な現象が報告されているが、その原因は解明されていない。本報文では、この「底うねり」現象の発生メカニズムの解明と対策工の構築を目指した調査の第1報として、船舶動揺特性を明らかにするために行った流況観測・波高観測・水位観測・ビデオ撮影等の現地観測結果および船舶動揺シミュレーションによる数値解析結果について報告する。 |
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