作成年度 | 1992年度 |
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論文名 | 苫小牧西港航路の漂砂について(第2報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成4年度(港-22) |
発表会 | 平成4年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成4年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1993/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大野啓晃 | |
松良精三 | |
深海正彦 |
抄録 |
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苫小牧港西港地区では、昭和47年以来、定期的に深浅測量を実施しており、これらの成果を用いて平成元年度に海底地形変化の解析を行った。その結果、航路部では昭和47年から昭和55年にかけては平均堆積量が14㎝/年と著しく、その後の約10年では4㎝/年程度となっていることが判明した。この堆積土砂は、周辺海域に比べて、シルト分および強熱減量の多い底質性状であり、これらのことから堆積土砂は周辺海域の細粒分が波浪によって巻き上げられ、浮遊砂として移流・拡散・沈降したものと推定された。この結果を受けて浮遊砂シミュレーションを実施したが、その結果は、現地でみられるより相当大きい波浪を作用させなければ、このような堆積現象は起り得ないというものであった。本報告では、以上の結果を基に、当海域の埋没現象を数値シミュレーションにおいて、より的確に再現するため実施した2、3の検討結果について報告するものである。 |
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