作成年度 | 1992年度 |
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論文名 | 港内結氷に関する調査・研究(2) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成4年度(港-23) |
発表会 | 平成4年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成4年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1993/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山本泰司 | |
水野雄三 | |
笹島隆彦 |
抄録 |
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北海道内にある比較的寒冷域の港湾・漁港では、冬期間に港内が結氷し、また、オホーツク海沿岸を中心とする地域では流氷の来襲もみられる。これらの現象は、観光や水産資源育成などの面を除けば、経済活動においてマイナスの面が多い。特に外海に海氷が存在せず港内が結氷するような場合、港内に適切な結氷対策を施すことにより漁船などの小型船舶の離着岸・出入港の利便性が飛躍的に向上する。結氷対策としては、熱供給法や強制排除法などがあるが、それらの対策工法を有効に活用するためには、各港の結氷特性や結氷機構を解明することが不可欠である。これら港内結氷の基本特性を把握するため、1987年度から、北海道内のいくつかの港湾・漁港において冬期間に港内結氷調査を実施しており、前報では、2ヶ年の観測データをもとに各港の水温・気温変化の特性、結氷初期の結氷パターンおよび結氷初日の簡易予測法などについて報告した。本報告では過去5ヶ年のデータの解析を更に進めるとともに、各港の港内結氷の平面的な分布特性や低温実験室での結氷特性実験などにより得られた新たな知見について報告朝告する。 |
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