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 現地発生土を用いた新しい軽量盛土・土圧軽減工法の開発について

作成年度 1995年度
論文名 現地発生土を用いた新しい軽量盛土・土圧軽減工法の開発について
論文名(和訳)
論文副題 平成7年度(共-8)
発表会 平成7年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成7年度技術研究発表会
発表年月日 1996/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
松田泰明
大江祐一
西川純一
抄録
近年、建設工事によって発生する残土の有効利用やその処理が経済性や環境の面から重要な問題となっており、その利用促進に向けて発生土の高付加価値化技術の開発が求められている。また、最近の高規格道路の建設にともない、構造物に作用する土圧の軽減が重要な課題となっている。この対策として、盛土材料や裏込め材料の軽量化・固結化が考えられ、最近はEPSや気泡セメントなどの新材料が部分的に用いられているが、さらに、このような軽量盛土や裏込め材料に発生土を利用することが期待されている。そこで、現地発生土を有効利用した軽量盛土・土圧軽減工法の閲発を目的に、土に水・気泡・セメントを混合した気泡混合固化土の研究を行ってきた。本報文では、北海道に広く分布している火山灰を材料土とした気泡混合固化土の物理・力学試験、打設実験および現場試験施工を行い、本工法の工学的特性と土圧軽減効果および施工法について検討し、実用性を検証したので報告する。
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