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 網走湖浄化対策における流域対策について-畜産排水対策の微生物浄化施設の効果検証-

作成年度 1995年度
論文名 網走湖浄化対策における流域対策について-畜産排水対策の微生物浄化施設の効果検証-
論文名(和訳)
論文副題 平成7年度(共-23)
発表会 平成7年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成7年度技術研究発表会
発表年月日 1996/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小西聡
田村圭司
長南道雄
抄録
網走湖は、一級河川網走川の最下流部に位置し、面積32k㎡、最大水深16mの湖盆に2億3千万m3の水量を有する汽水湖である。湖には豊かな自然が残されており、水産資源を豊富に生みだし、北海道でも有数の内水面漁場となっている。ところが近年、富栄養化やこれに伴う水質汚濁は、網走潮の自然環境や水産資源への影響が懸念されることから、このまま放置できない状況になってきており、緊急な水質改善対策が強く求められている。網走湖の水環境を回復するには、湖内対策と同時に流域対策も並行して促進されるべきである。流域の負荷源のうち、アオコの発生に大きく起因している全リンの流入負荷比率は畜産排水が約30%を占め、一番大きな要因となっている。このため流域対策として、畜産農家に微生物浄化試験施設をJAこしみずの技術協力を得て設置し、畜産排水対策としての効果検証を行なうものである。
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