作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | 十勝川水系における異常水質時の緊急措置対策について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成7年度(共-26) |
発表会 | 平成7年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成7年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1996/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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桃枝英幸 | |
玉川尊 | |
平野正則 |
抄録 |
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十勝川水系では、過去25年間に農薬、硫酸、油、工場排水等による水質事故が約30件ほど発生している。こうした水質事故は、異常が発見されてから、いかに迅速に対処するかが被害を最小限に食い止める鍵となっている。そこで、流域内に散在する工場の中でも、特に河川の生態や社会生活に直接影響を及ぼすと思われる、シアンを保有する事業場の有害物質による水質事故を想定し、被害の及ぼす範囲や必要とされる事故処理方法について検討を行ってみた。汚染物質による被害の影響範囲は、対象となる支川および本川の流れの特性を把握し、不等流計算、拡散方程式を用いて流下過程のどの地点まで、どのような水質を示すかを予測した。 また、事故発生によって生ずる現場での緊急時の情報伝達はどうすべきか、緊急の調査体制はどう取組むか、事故後の処置はどのように対応すべきかなど、種々の問題点について事前の対策技術を把握し検討を行った。本報告は、その成果について述べるものである。 |
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