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 凍結路面対策試験舗装-平成6年度調査結果-

作成年度 1995年度
論文名 凍結路面対策試験舗装-平成6年度調査結果-
論文名(和訳)
論文副題 平成7年度(道-12)
発表会 平成7年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成7年度技術研究発表会
発表年月日 1996/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
片山勝博
伊藤仁
抄録
札幌市では、脱スパイクが達成された平成4年度の冬に、非常に滑りやすい凍結路面が都心部や主要幹線道路で頻繁に発生し、冬季道路管理の緊急課題となったため、平成5年度から様々な凍結路面対策を実施している。「凍結路面対策試験舗装」もそのような取組のひとつである。この手法は、建設コストが比較的安価で、維持管理も容易といった利点が期待できるため、平成5年度に試験施工を行い、追跡調査を実施した。5年度調査で以下の結論が得られた。(1)「粗面タイプ」より「たわみタイプ」の方が有効だった。(2)初春、初冬期のみでなく、厳冬期にも効果が確認できた。(3)表面の凹凸を強調したものは、かえって舗装の露出が遅れるケースが見られた。これを踏まえて、平成6年度は、性能の向上と施工の簡便化の見地から改良を加えた「たわみタイプ」の舗装を新たに施工し、5年度に施工した箇所も含めて追跡調査を実施したので、その結果を報告する。
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