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 火山灰層における不完全支持杭について-擁壁基礎杭の設計・施工の報告-

作成年度 1995年度
論文名 火山灰層における不完全支持杭について-擁壁基礎杭の設計・施工の報告-
論文名(和訳)
論文副題 平成7年度(道-22)
発表会 平成7年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成7年度技術研究発表会
発表年月日 1996/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小野裕二
三好紀康
佐藤修
抄録
高規格幹線道路「日高自動車道」は北海道縦貫自動車道と、苫小牧東インターで分岐し、日高支庁浦河町までの延長120㎞の自動車専用道である。苫小牧東インターから東方約800mに位置する植苗擁壁は、湿原を保護するための延長160mの逆T式擁壁で、基礎形式には鋼管杭基礎を採用している。当初の調査では地表面から16m程度の深さに良好な支持層が連続しているとの判断をしていたが、試験杭打設時に打止まらない状況となったことから再調査を行い、支持層の見直しを行った。道路橋示方書では、良好な支持層の条件として砂層、砂れき層は大略N値30以上としており、その層厚が薄い場合やその下に弱い層や圧密層がある場合には、支持力と沈下についてその影響を検討しなければならないとされている。当該地盤でN値と層厚を満足する支持層は地表面下43mと深いことから不完全支持杭(中間層に支持させる杭) の採用について検討を行った。本稿は、不完全支持杭施工までの一連の調査結果について報告するものである。
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