作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | 新設計活荷重に対する既設床版増厚工法の設計施工と試験について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成7年度(橋-17) |
発表会 | 平成7年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成7年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1996/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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逵智行 | |
坂野峰雄 | |
高橋恒男 |
抄録 |
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平成5年11月に橋梁の設計自動車荷重が25トンに改訂され、既設橋梁についても耐荷力の向上が必要となってきている。しかし、供用下における既設橋梁の耐荷力の維持・向上、すなわち補修・補強の施工は容易ではなく、そのためそれぞれの橋梁の使用レベル、損傷程度等を考慮して、その要否を判定することが必要である。先に、第38回:平成6年度北海道開発局技術研究発表会で発表された論文においては、実橋載荷試験が新活荷重に対する主桁耐荷力判定の手段のひとつとして述べられている。本試験の結果として、主桁は新活荷重に対して実際の使用レベルでは十分な耐荷力を有していると判断され、当面定期的な点検を行うことを前提に、主桁の補修・補強対策は行わない方針とした。しかし、床版について耐荷力調査と点検調査を行った結果、補強の必要性が認められた。補強工法としては、鋼板接着工法や増桁工法等あるが、交通規制の期間が短縮でき、せん断耐力の増大が図れる等の理由から、床板上面増厚工法を採用した。本文では、この工法についての施工概要と、施工前後に行った実橋載荷試験の調査結果を報告する。 |
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