作成年度 | 1995年度 |
---|---|
論文名 | 融雪洪水予測システムの開発について-豊平川流域での再現解析結果について- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成7年度(河-7) |
発表会 | 平成7年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成7年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1996/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
谷瀬敦 | |
武井正明 | |
鈴木利幸 |
抄録 |
---|
積雪寒冷地における融雪水は安定な水資源として極めて有用な反面、防災上の観点からは河道水位が長期に亘り高水位状態を保つため、この時期の洪水発生の危険度を潜在的に高めている。したがって、融雪期の河川管理にあたっては不断の注意が必要であり、これを支援するための体制作りが課題となっている。従来、融雪流出の解析は長期流出に着目したものが多い。また、推定手法は熱力学的手法と経験的手法に分けられるが、情報入手の容易さから後者に属する気温日数(Degree-day)法に類する手法が広く行われている。しかしながら、近年の気象・水象観測システムの充実および情報処理機器の低廉化、高度化に伴い、短期流出を対象とし、かつ物理的な機構を考慮した解析手法が適用可能な状況になってきている。このような背景を受け、石狩川開発建設部では、平成5年度から融雪洪水予測システムの構築に向けて検討を実施している。本報文は現在策定中の予測モデルについて概説し、モデル流域での適用結果を示すものである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |