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 タンデム(ニ山)型人工リーフの検討について

作成年度 1995年度
論文名 タンデム(ニ山)型人工リーフの検討について
論文名(和訳)
論文副題 平成7年度(河-15)
発表会 平成7年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成7年度技術研究発表会
発表年月日 1996/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
西畑健一
中浜利和
藤浪武史
抄録
直轄胆振海岸保全施設整備事業は、苫小牧西港の港湾区域西側境界から白老町敷生川河口左岸までの港湾区域、河川区域等を除く延長約24.6㎞を事業区域として実施している。胆振海岸は、かつて前浜が100m以上あり地域の運動会も行われたほどであるが、近年海岸侵食が激しく、前浜がほとんど消失してしまった状況にある。その結果、波浪時には波が既設護岸に直接ぶつかり、震動・騒音・飛沫により住環境が著しく損なわれてきた。室蘭開発建設部では、昭和63年度の直轄事業化以来、人工リーフと緩傾斜護岸の両用(=面的な海岸防御)により海岸侵食と高波被害の抑制を図ってきている。苫小牧市沖の人工リーフは平成元年度から着手し、平成7年度末に1基目を完成させる予定である。しかし、海岸侵食速度に比べ人工リーフの整備が遅れがちなことから、低コスト化施工等による迅速な整備促進が必要となってきた。今回この検討の概要を報告するものである。
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