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 網走湖浄化対策における刈り取り水草の有効利用について-堤防除草のリサイクル含む-

作成年度 1995年度
論文名 網走湖浄化対策における刈り取り水草の有効利用について-堤防除草のリサイクル含む-
論文名(和訳)
論文副題 平成7年度(河-21)
発表会 平成7年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成7年度技術研究発表会
発表年月日 1996/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
渡邊智明
原田健治
渡部秀紀
抄録
網走湖浄化対策事業における湖内対策の1つとして水草刈り取りを実施している。水草(シャジクモ、ホザキフサモ、ヒロハエビモ等)は網走湖の湖水面積の30%以上に繁茂しており、富栄養化を促進させる栄養塩類を多量に含んでいる。水草は潮の栄養塩類を摂取する一方、秋には枯れて栄養塩類を溶出させるため、根を残して刈り取りを行い、湖外へ搬出している。この処理については、水草が窒素、燐を含む資源であることに着目し、その成分を土壌改良に活用すべく堆肥化を図ることによって、農業利用へのリサイクルを行うため、農作物の生育試験を実施した。さらに、堤防除草により発生する堤防芝の処理についても、水草同様の試験を行い、生育試験結果を検証し、今後の事業展開に資するものである。
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