国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 サンルダムの地質特性と調査について

作成年度 1995年度
論文名 サンルダムの地質特性と調査について
論文名(和訳)
論文副題 平成7年度(ダ-6)
発表会 平成7年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成7年度技術研究発表会
発表年月日 1996/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
橋本朗
石田勝
横手智
抄録
サンルダムは、北海道北部から中央部に連なる盆地群(中央凹地帯)を構成する名寄盆地東方に位置し、下川市街で名寄川と合流するサンル川に計画されている堤高55.0mの重力式コンクリートダムである。サンルダムの基礎岩盤は、新生代新第三紀の砕屑岩類と、これを不整合(一部貫入関係)に覆う火山岩類で構成されている。この砕屑岩類と火山岩類が近接した本ダムサイトでは、両岩層が混在する地質状況が観察され、ダムの基礎岩盤の性状を多様化している。本報告は、基礎岩盤で確認された本ダムサイト特有の地質性状と、その中でも特に、ダム設計上の地質工学的な問題点として、現在整理検討している事項および、それらに対する今後の調査・分析・評価の方法等について述べたものである。
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