作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | 天塩沿岸地区の肥培かんがいについて(第6報)-試験圃場の報告- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成7年度(農-13) |
発表会 | 平成7年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成7年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1996/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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竹矢俊一 | |
門間修 | |
安達哲也 |
抄録 |
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国営かんがい排水事業天塩沿岸地区では、平成2年度から試験圃場を用いて「肥培かんがい」の各種試験、調査を行っている。家畜スラリーの曝気発酵施設は、システムの中核をなすものであるが、まだ定量的な評価方法が確立されていない。曝気発酵施設の評価は、他の施設とは異なり、生物化学反応プロセスとして評価されなければならない。汚水処理では、曝気に伴うDO(溶存酸素量)の変化をもとに、KLa(総括移動係数)を用いた評価方法が広く採用されている。この方法は客観性があり優れた評価法である。一方、これまでの試験結果からは、濃度が高い家畜スラリーでは、DOが極めて少なく、これを用いた評価は極めて困難であることが判明した。発酵時に生じるスラリーの性状変化の中で、測定や解析が比較的困難な実規模施設でも、発酵と相関性が強く、顕著な経時変化を示すデータは、唯一発酵熱による液温上昇であった。これらのことから、本調査ではDOに変えて液温変化を用い、KLaの概念を適用した評価法を試みた。 |
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