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 コンクリート締固め作業の自動化開発試験について

作成年度 1995年度
論文名 コンクリート締固め作業の自動化開発試験について
論文名(和訳)
論文副題 平成7年度(港-25)
発表会 平成7年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成7年度技術研究発表会
発表年月日 1996/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
池田理明
渡邊毅人
抄録
港湾・漁港の施設整備等で数多く使用される異形ブロックは、厳しい自然環境に耐えるため、十分な強度と高品質が求められ、製作工程でのコンクリートの締固めが必要不可欠なものとなる。この締固めは、作業員がコンクリートバイブレータを直接保持しながら型枠天端に設置された足場上から不自由な姿勢で実施するものであり、場合によっては、型枠内に入りコンクリートにまみれながら作業を実施しなければならず、極めて苦渋性の高い代表的な「3K作業」の1つとなっている。加えて近年の建設業界では、若年層の現場離れによる労働者の高齢化、減少化等といった社会的な問題がクローズアップされ、これらの問題を解決するため、作業の苦渋性を解消し、省力化を目的とする締固め作業の機械化が望まれている。そこで当所では、自動化ロボットを展望する「コンクリート締固め作業の自動化開発試験」を平成5年度から平成7年度の3ヶ年間で実施した。本報告では、本年度に実施した瀬棚港における装置の実証試験について報告するものである。
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